胃腸炎で嘔吐のみが起こる!症状別の対処方法
胃腸炎ではさまざまな症状がともないますが、その中でも比較的一般的な症状とも言えるのが嘔吐です。
初期の胃腸炎では嘔吐のみが症状として表れる場合があり、事前に正しい対処方法を把握しておく必要があります。
嘔吐のみを繰り返す胃腸炎の特徴と症状別の適切な対処方法についてまとめました。
【嘔吐のみを繰り返すのはなぜ?症状の特徴を把握しよう】
嘔吐は体の自然な防御反応で、胃の粘膜が何らかの原因によってただれ、その部分が刺激を受けた場合に起こります。
嘔吐のみを繰り返す病気はあまり多くはありませんが、胃腸の粘膜に何かしらの異常が生じているということですのでできるかぎり早い段階できちんと対処する必要があります。
嘔吐のみをとめようとしてやみくもに市販の制吐剤を服用してしまうと根本的な原因が残ったままになり、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。
注意すべきは嘔吐の間隔であり、胃腸炎の場合は5分〜10分おきに激しい嘔吐症状が表れます。
たとえ嘔吐のみであっても体内からは多量の水分と塩分が失われるため、こまめな水分補給で脱水にきちんと対処しましょう。
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【嘔吐以上に気をつけるべき深刻な症状!その対処方法は?】
嘔吐のみを繰り返す場合は、基本的に水分補給をきちんと行っていれば比較的短期間で快復にむかいます。
ただし、それ以上に恐ろしいのは血便や吐血などの症状であり、これらが認められた場合は緊急入院などの方法で対処するケースがあります。
病気を予防することも重要な心構えのひとつであり、とくにノロウィルスは日頃の手洗い、うがいなどを徹底するだけでかなりの部分を予防することができます。
黄色ブドウ球菌などは食材から感染することが知られており、調理の前後には必ず手を清潔にする、包丁やまな板を使いまわしにしないなどの基本的な方法によって感染リスクをかぎりなくゼロに近づけることができます。
感染性胃腸炎によって嘔吐のみを繰り返す場合はとにかく、こまめな水分補給による対処方法が肝心です。
ただし刺激の強い飲み物は胃腸炎による嘔吐を誘発してしまいますし、だからといって真水のみを飲んでいても塩分不足になってしまいます。
経口補水液による水分補給が最適であり、基本的な方法だけでも胃腸炎の短期間での治療が可能になります。
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